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XAU(金・銀指数) XAU (Gold and Silver Index)

PHLXゴールド/シルバー・セクター指数。Newmont、Barrick、Agnico Eagle、Wheaton、Pan Americanなど、最大規模の貴金属鉱山会社30社を対象とする。XAUがDXYの弱含みに対してブレイクアウトすると、Money TemperatureはStress-Regimeのシグナルを読み取る。XAUはCloseslookのマクロ温度コンポジットに組み込まれた8つの指標のうちの一つである。

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定義と背景

XAUはフィラデルフィア・ゴールド/シルバー・セクター指数であり、Nasdaqに上場する大型貴金属鉱山会社30社による時価総額加重指数である。金・銀価格に対するレバレッジド・プロキシとして機能し、鉱山会社の利益が操業コストを上回る価格変動に極めて敏感であるため、XAUは通常、原資産となる金属の2〜3倍の値動きを示す。金の強気サイクル(1979〜1980年、2001〜2011年、2018〜2020年)ではXAUは数百パーセントのリターンをもたらしてきた一方、弱気サイクルでは70%を大きく超えるドローダウンを記録している。

XAUはレジームの手がかりとなる。金および金鉱株は、実質利回りが圧縮する局面、ドルが弱含む局面、あるいは株式ボラティリティにおけるテールリスク・プレミアムが急騰する局面でアウトパフォームする傾向がある。DXYが下落する中でXAUが複数年ぶりの高値へと持続的にブレイクアウトすることは、典型的なマクロ・レジームのシグナルの一つであり、通常、他の指標におけるStress-Regime判定と重なる。逆に、株式指数が堅調を維持する中でXAUが失速することは、ドルが再び強含みつつあり、リスク選好が維持されていることを示す手がかりとなる。

投資家にとっての意味

CloseslookのMoney Temperatureコンポジットには、DXY、イールドカーブ、VIX、HYG(ハイイールド債)、銅、Bitcoin、S&P 500と並び、8つのマクロ指標の一つとしてXAUが組み込まれている。XAUの役割は、他の指標では捉えきれないハードアセットへの逃避行動を捕捉することにある。XAUが過去1年のレンジの上位四分位に位置する一方でDXYが下位四分位にある場合、Money TemperatureはStressの方向へと大きくシフトする。

関連コンセプト

XAUはMoney Temperatureを構成するSentinel Tickerの一つであり、DXYとは逆方向の動きを示し、Market Regimeの判定に情報を与える。