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メルトアップ Melt-Up

メルトアップとは、ファンダメンタルズの改善ではなく参加の広がりと乗り遅れる恐怖(FOMO)によって加速する、相場終盤の急騰局面を指す。傾きが急勾配化しパラボリック(放物線状)になること、そしてブレッドス(値上がり銘柄の広がり)の変化を伴うのが特徴である。実務家はこれを売りの単独シグナルとしてではなく、現在の市場レジームに関する情報として読み取る。

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それは何か

メルトアップとは、ラリーの中で新規買いの原動力がバリュエーションや利益ではなく、ラリーそのものになる局面を指す。価格が上昇することでさらに買い手を呼び込み、それがさらに価格を押し上げる。この用語は意図的にメルトダウンの鏡像として名付けられており、両者とも、新たなファンダメンタルズ情報ではなくポジショニングと心理がほとんどの役割を果たす自己強化的な動きを表す。典型的には、ラリーがすでにしばらく続いた後、最後まで抵抗していた投資家がトレンドに屈服する形で現れる。

特徴の読み取り方

メルトアップを示す観察可能な特徴は二つある。一つ目は勾配の急勾配化であり、上昇率が一定を保つのではなく加速し、チャート上に特有のパラボリック(放物線状)の形を作り出す。二つ目はブレッドスの挙動であり、ここでの解釈は実は分かれる。メルトアップは、群衆がすでに主導している銘柄に集中することで狭まることもあれば、FOMOによる買いがそれまで出遅れていた銘柄を引き上げることで広がることもある。過去のメルトアップではどちらのパターンも見られており、どちらが起きているか自体が診断の一部となる。

売りシグナルではなくレジーム情報

実務上の誤りは、メルトアップを自動的な撤退の合図として扱うことである。メルトアップは、市場が参加度が高く規律の低い局面に入ったことを示しており、それはレジームに関する情報であり、レジームはファンダメンタルズが正当化するように見える以上に長く続くことがある、そして終わりを迎える。メルトアップが秩序立っているか不安定であるかによって、VIXの上昇または低下と自然に組み合わさり、その後に続く調整の反対側で最終的なリリーフラリーのパターンとも結びつく。誠実な立場は二つのことを同時に保持することである。すなわち、この動きはそれが起きている間は本物であり、その終盤的性格こそがそれを脆いものにしているということだ。